迅速かつ丁寧な対応

 他の法律事務所に相談した方・依頼された方から「なかなか弁護士と電話がつながらなかった」「事務員さんとは面談したけど弁護士と会うことはほとんどなかった」といったお話を聞くことがあります。

 私は事件を進めるにあたってなるべく多く依頼者の方と面談するように心掛けています。依頼者の方の本質的な悩みや不安がどこにあるのかはメールや電話では分からないことも少なくありません。直接お会いして何度もお話を伺う中で問題解決のヒントやきっかけが見つかることもあります。 どんな事件でも全く同じ事件ではありません。一件一件の事件を依頼者の方のお話を伺いながら、一緒に解決していく道を模索することが重要だと思っています。

 迅速な解決のためには、依頼者の方と弁護士がしっかりとコミュニケーションをとって進めていくことが重要です。弁護士と連絡が取れなかったり、進捗の報告がないと依頼者の方は心配になってしまい、信頼関係も壊れてしまいます。そのような状態になってしまうと事件を解決することは難しくなってしまいます。当事務所では、ご依頼を受けた後は、電話、メール、テレビ会議等の様々なツールを利用して依頼者の方がストレスなく弁護士と連絡が取れるように工夫しています。

 当事務所は、たくさん広告を出して宣伝したり、多くの弁護士やスタッフが所属している法律事務所ではありません。広告費や人件費が増えれば、大量の事件を素早く処理し売上げを確保しなければなりません。そうなれば一つ一つのご依頼に充てられる時間が限られてしまいます。結果として、事件の対応が遅延したり、事務処理の質を落とすことになり、依頼者の方にご迷惑をおかけすることになります。 私を信頼してご依頼いただいた方にそのような対応をすることはできません。人と人のつながりを大切にすることが良い仕事、より良い解決につながると考えています。

 また、事件を解決に導くためには法律の改正や最新の裁判例などの研究・分析といった日々の研鑽も重要です。 弁護士に依頼することは人生で何度もあることではありません。大きな問題に直面したときに頼ってもらえる・信頼してもらえる法律事務所でありたいと思っています。当事務所の事務員は日本弁護士連合会が主催する事務職員能力認定試験に合格しており、事務所全体で最善のパフォーマンスを発揮できるように意識して取り組んでおります。

 目の前の依頼者の方に誠実に向き合います。 これまでも、これからも。